終末のフール

伊坂幸太郎氏の文庫本。毎度の群集劇により少しづつ絡み会う感じがなんか気分がいいんですよね。3年後ぐらいの隕石衝突により世界が滅びるときあなたならどうする?息子が自殺した家族、子供が生まれた夫婦、親が自殺した女性など多彩でいろんな視点からの終末。読んだ後に新橋駅を歩いていると、なんとなく終末の世界に足を踏み込んだ気がするから不思議です。僕はあと3年で終末になるのなら、相方とのんびり過ごしたい。

終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)