Tokyo Joe

「Tokyo Joe - マフィアを売った男 - 」という映画を見てきました。

この映画は元FBI捜査官-エイレン・スミス-、実息のスティーブン・エトー、更に本人のケン・エトー公聴会の様子などからケン・エトーというMOB(マフィア)を追ったドキュメンタリー映画だ。マフィアのことをMOBって言うのね!


中心人物のケン・エトーについては下記の本が既に出版されてます。

モンタナ・ジョー―マフィアのドンになった日本人

モンタナ・ジョー―マフィアのドンになった日本人

今年、この本を紹介されて読み、始めてこのケン・エトーについて知ったのですが、かなり面白いノンフィクションでした。


彼は腕利きの賭博師でイタリア系以外の人種を受け入れなかったマフィアの中で人種に囚われない組織を作り上げ、マフィアの幹部まで上り詰める。最後には裏切りに会い、頭部に銃弾を三発も打ち込まれるが、奇跡的に助かる。その後、けじめのためにFBIに協力してマフィアを壊滅状態へと追いやってしまった実在の人物らしいっす。

ハードボイルドすぎる。


本を見ていない人がみるとなんのことやらわからない眠い映画だが、本を読んだらかなり当時の様子が楽しめる。BGMもノスタルジックで素晴らしい。